N1文法13 〜なり〜なり / 〜こととて / 〜んがため

N1

〜なり〜なり

〜なり〜なり

接続:名詞+なり(名詞と「なり」の間に助詞が入ることも多い)
  動詞辞書形+なり

意味:例えば〜でも〜でも、〜でもいいし〜でもいいし
  ※例を示す文法の一つ

例.朝時間がなくても、おにぎりなりサンドイッチなり食べてから学校に行きなさい。
 相談したいことがあったら、両親になり先生になりすればいいだろう。
 休みの日は料理するなり、掃除するなり何か家事を手伝うべきだ。

〜こととて

接続:普通形(な形容詞 だ→な、名詞 だ→の)+こととて
  ※「ない」が「ぬ」に変わることが多い

意味:いろいろな理由を表す、〜とはいえ、〜ても、〜ので など
  ※古い書き言葉

例.知らぬこととて、やっていいことと悪いことの区別くべつけなければならない。
 子どものやったこととて、大変もうわけありませんでした。
 10年前のこととて、もう覚えていません。

〜んがため

接続:動詞ない形(去ない)+んがため(に)〜
  動詞ない形(去ない)+んがための+名詞
  ※する→せんがため

意味:〜するため、〜しようという目的で
  ※目的を表す書き言葉

例.自分の店を持たんがため、必死で貯金している。
 毎日大変だが、これも自分の夢を叶えんがための努力だ。
 N1に合格せんがために、高い授業料を払って塾に通っている。

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