N1文法② 〜はおろか・〜といったらない・ともあろう

N1

〜はおろか

接続:名詞+はおろか

意味:〜はもちろん〜も、〜は理解できるが、〜も
※(前の文)は当たり前で、(程度の違う後ろの文)も〜
※よく不満や驚きの気持ちと一緒に表す
※後ろには程度を強調する言葉『も・さえ・まで・すら・など』がよく使われる。
※書き言葉

例.最近日本語を勉強し始めたばかりで、漢字はおろか、ひらがなやカタカナもまだ読めない。
最近は貯金はおろか、毎日の生活費さえもないという若者が増えているらしい。
人見知りひとみしりで、恋人はおろか、友達も全然できない。 人見知りひとみしり=怕生
足をケガしてしまい、走ることはおろか、歩くことも満足にできない。

〜といったらない

接続:名詞・い形容詞+といったらない

意味:非常に〜だ/言葉では表せないほど〜だ
   ※程度や感情を強調するのに使う
  
例.旅行に来たが、北海道の1月の寒さといったらない
  彼氏の作る料理はおいしいといったらない
  隣のクラスの神崎かんざきさんはかわいさといったらないほかの学校の男子だんしも見に来るほどだ。

〜ともあろう〜

接続:名詞+ともあろう+名詞

意味:〜のような立派な人が、こんな悪いことをするなんて、
※ある高い立場や評価を持つ人が悪いことをしたときに非難する表現

例.田中さんともあろう有名な医師がこのような犯罪はんざいおかすなんて、信じられない。
弁護士べんごしともあろう職業しょくぎょうの人が、詐欺さぎに手を貸すなんて。
政治家せいじかともあろうものが、3人の女性じょせい不倫ふりんしていたなんて、ゆるがたい。

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