N1文法③ 〜のごとく・〜極まりない・〜始末だ

N1

〜のごとく/〜のごとき

接続:名詞+のごとく、〜
名詞+のごとき+名詞

意味:のような/ように
※古い印象がある書き言葉、現代ではことわざや慣用句などで使われる
※書き言葉ではあるが、ビジネスメールなどでは使わない

例.彼女の雪のごとき白い手が今でも目に焼きついている。
いつもはやさしい彼が、鬼のごとく激しく怒った。
今年の遠足の行き先も、例のごとく動物園だ。
※動かざること山のごとし。※光陰矢のごとし。(ことわざや格言など。)

〜極まりない

接続:な形+極まりない、な形+なこと+極まりない、い形+こと+極まりない

意味:とても〜だ、非常に〜だ
※これ以上ないぐらい〜だという気持ちを表す、状態が極限状態
※とても硬い言い方

例.お墓に落書きするなんて、不謹慎極まりない
賞味期限が一日過ぎただけで捨ててしまうなんて、もったいないこと極まりない
これだけ勉強したのに、テストでいい点が取れなくて残念なこと極まりない

〜始末だ

動詞 辞 + 始末だ

意味:最後には〜になった
※〜という悪い結果になった
※前のほうに悪い結果になった状況や理由を説明する文がよく来る。

例.あの人は気が短い。3分待たせただけで怒り出し、家に帰ってしまう始末だ
うちの親は心配性で、昨日も夜コンビニへ行くと言ったら一緒に行くと言い出す始末だ
体が悪くて病院へ行ったのに、2時間待たされてちゃんと見ずに薬だけ出される始末だ

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