〜と思いきや
接続:普通形(な形、名詞 だ→×)+(か)と思いきや
意味:〜だと思ったら、実は〜だった
※予想したことと現実が違う結果になった
※すでに結果がでたことや、完了したことで使う
※少し書き言葉的、文学的な雰囲気もある
例.仕事で失敗して、怒られると思いきや、積極的にチャレンジした結果だと褒められた。
きのうかぜをひいて早退した加藤さんが、今日も休むと思いきや、元気いっぱいで会社へ来た。
あした土曜日なので、家でゆっくり映画を見られると思いきや、休日出勤を頼まれた。
〜つ〜つ
接続:動詞ます形(去ます)+つ、動詞ます形(去ます)+つ
意味:〜たり、〜たり
※正反対の意味を持つ動詞を使って、それが繰り返し行われることを表す
※「肯定と否定」、「ある動詞とその受け身」を繰り返すのもOK
※同じ時間帯の中で起こっている2つの動作のとき使う
例.日曜日は掃除をしつ、テレビを見つして過ごす(×)
例.佐藤さんと神木さんは抜きつ抜かれつで、学年1位の成績を争っている。
赤ちゃんは泣きつ、笑いつ、家族を振り回す。
経理部のあさみと飲みつ、吐きつ、朝まで仕事の愚痴を言い合った。
〜の至いたりだ
接続:名詞+の至りだ
意味:〜という最高の状態になった、最高に〜だ
※程度が極めて高い状態になった
※自分のことや、他のことの様子を表すときに使う
※少し書き言葉 ※「〜の極み」と意味が似ているが、
「〜の至りだ」のほうが丁寧で、ビジネス、謝罪するときは「〜の至りだ」を使い
例.彼は若気の至り(極み×)で、無免許運転で捕まってしまった。
私の不徳の至りで、このような事態を引き起こしてしまい申し訳ございませんでした。
このような賞をいただき、感激の至りです。
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